日本インフレ計算機
OECD の CPI データを使って、時点間の購買力を比較します。
インフレ調整
ある時点の金額を別の時点の価値に換算します(月次CPIまたは年平均を使用)。
インフレ傾向
CPI水準とインフレ率の推移を確認できます。
日本インフレ計算機
ようこそ!このツールでは、日本円(¥)の「価値(購買力)」が時間とともにどう変化したかを確認できます。異なる年・月の購買力を比較することで、日本の生活費(物価)の変化を直感的に把握できます。
CPI とインフレを理解する
「ふだんの買い物」で考える例
たとえば毎月の買い物で、お米・しょうゆ・魚、そして電気代など、同じようなものを買うとします。まったく同じ内容でも、合計金額は少しずつ変わっていくことがあります。
消費者物価指数(CPI)は、これを全国規模で行う指標です。日本における日常的な商品・サービスをまとめた一定の「かご(バスケット)」の価格を追跡し、その合計コストを指数として表します。CPIは、この「かご」の総額を示す数値だと考えると分かりやすいです。
インフレとは?
インフレ(インフレーション)は、モノやサービスの全体的な価格水準が上がることです。インフレが進むと、同じ金額の円で買える量が少しずつ減り、つまりお金の購買力が下がります。
インフレ率(前年比 / YoY)
前年比(YoY)のインフレ率は、「今年の同じ月」と比べて物価がどれだけ変化したかを示します。
重要な概念
- 購買力(Purchasing Power):同じお金でどれだけ買えるか。インフレで低下します。
- デフレ(Deflation):インフレの逆で、物価が下がります。お金の価値(購買力)が*上がる*状態です。日本の近年史を理解するうえでとても重要です。
日本の歴史的なインフレ傾向
日本のインフレには、独特で興味深い歴史があります。戦後の高度経済成長期には物価上昇が見られ、その後は資産価格バブルが発生しました。1990年代初頭にバブルが崩壊すると、いわゆる「失われた○○年」と呼ばれる長期停滞期に入ります。
この時期の特徴は、景気の低迷だけでなく、物価が横ばい、あるいは下落するデフレが長く続いたことです。近年は世界的な要因や政策の変化などを背景に、日本でも再び緩やかなインフレが見られる局面が増えてきました。
元データ(CPI)一覧
以下では、計算に使用している月次 CPI の元データを確認できます。
| 2025-12 | 115.0 | -0.18% | +2.08% |
| 2025-11 | 115.2 | +0.35% | +2.91% |
| 2025-10 | 114.8 | +0.71% | +3.01% |
| 2025-09 | 114.0 | -0.09% | +2.85% |
| 2025-08 | 114.1 | +0.18% | +2.75% |
| 2025-07 | 113.9 | +0.18% | +3.04% |
| 2025-06 | 113.7 | -0.09% | +3.23% |
| 2025-05 | 113.8 | +0.27% | +3.42% |
| 2025-04 | 113.5 | +0.36% | +3.53% |
| 2025-03 | 113.1 | +0.27% | +3.64% |
| 2025-02 | 112.8 | -0.36% | +3.65% |
| 2025-01 | 113.2 | +0.45% | +4.02% |
よくある質問(FAQ)
調整後の金額はどう計算していますか?
開始日と目標日の CPI を使い、シンプルな比率で計算します。
- :元の金額(円)
- :開始日の CPI
- :目標日の CPI
年平均が公式発表と少し違うことがあるのはなぜ?
公式の年平均・年率は、特定のウェイト、季節調整、欠損値の扱いなどが異なる場合があります。透明性と分かりやすさを優先し、本ツールでは利用可能な月次データを単純平均して計算しています。
結果を読むためのクイックヒント
- 調整後の金額が高い:円の購買力が低下しています(インフレ)。昔より同じものを買うのに多くの円が必要です。
- 調整後の金額が低い:円の購買力が上昇しています(デフレ)。特に「失われた○○年」の期間では、この傾向が見られることがあります。
- 資産形成の参考に:インフレだけでなくデフレも、長期の家計設計や老後資金の見通しに影響します。
データソース
このインフレ計算機は、経済協力開発機構(OECD)のデータを使用しています。
- 提供元: OECD
- データセット: Consumer price indices (CPIs, HICPs), COICOP 2018