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ローン償却計算機

ローンの償却スケジュールを計算し、毎月返済額を確認して、最大 3 つのローン条件を並べて比較できます。

ローン A
か月

結果

ローン条件を入力すると結果が表示されます

この無料のローン償却計算機を使うと、毎月返済額を計算し、詳細な返済予定表を確認し、最大 3 つのローン条件を並べて比較できます。

ローン償却とは?

ローンの償却 とは、借入を時間をかけて一定額の支払いに分けて返していく仕組みです。各回の支払いには、利息と元本の一部が含まれます。返済初期は支払いの多くが利息に充てられますが、残高が減るにつれて元本に充てられる割合が増えていきます。最後の支払いが終わると、ローンは完済されます。

償却スケジュール(返済予定表とも呼ばれます)は、借入期間中のすべての支払いを一覧にしたものです。各回の支払いのうち、いくらが利息で、いくらが元本を減らしているのか、そして各時点で残高がいくら残っているのかを正確に確認できます。

この計算機と住宅ローン計算機

このローン償却計算機と 住宅ローン計算機 は、同じコア計算エンジン を使っています。PMT 公式も、各期ごとの利息と元本の分け方も、返済予定表のロジックも共通です。

違いは、どこに焦点を置いているかです。

  • このローン償却計算機 は、ローンそのものの数学に集中した基本ツールです。借入額、金利、期間を入力すると、毎月返済額と完全な返済予定表を表示します。さらに、最大 3 つのローン条件を並べて比較できます。まず 計算の仕組みを理解したい 場合は、ここから始めるのが最適です。下で数式を順番に説明します。
  • 住宅ローン計算機 は、同じエンジンを住宅購入の文脈に広げたものです。借入額だけでなく物件価格と頭金から始まり、固定資産税や保険料などの追加コストを加味し、繰上返済によって返済期間や総利息がどれだけ変わるかまで確認できます。

追加コストや繰上返済まで含めて試算したい場合は、 住宅ローン計算機 を使ってください。ここにある償却機能をすべて含みつつ、それ以外の要素も扱えます。

毎月返済額(PMT)の考え方

公式に入る前に、その発想を押さえておくと理解しやすくなります。数式が何をしようとしているのかが分かると、その後の計算もぐっと追いやすくなります。

核となる考え方

ローンを組むとき、あなたは決まった月数にわたって 毎月同じ金額を支払う ことに同意します。その固定額が達成すべきことは 1 つだけです。最後の月の時点で残高をちょうど 0 にすること です。

毎月起きることは 2 つです。

  1. 残っている残高に対して 利息が発生 します。残高が大きければ利息も大きく、残高が小さければ利息も小さくなります。
  2. 利息を支払ったあと、残りが元本の返済に充てられます。そのため、初期の支払いは利息の割合が大きく、後半になるほど元本の割合が大きくなります。

つまり PMT 公式が答えるのは、*月利 rr で、元本 PPnn か月でちょうど返し切るには、毎月の固定返済額をいくらにすればよいか* という問いです。

方程式を立てる

月ごとの残高変化を追ってみましょう。固定返済額を MM とします。

  • 1 か月後: 残高に利息がつき、そのあとで MM を支払います。
Balance1=P(1+r)M\text{Balance}_1 = P(1 + r) - M
  • 2 か月後: 新しい残高に再び利息がつき、もう一度 MM を支払います。
Balance2=Balance1(1+r)M=P(1+r)2M(1+r)M\text{Balance}_2 = \text{Balance}_1 \cdot (1 + r) - M = P(1+r)^2 - M(1+r) - M
  • nn か月後: このパターンを続けると、残高は次のようになります。
Balancen=P(1+r)nM[(1+r)n1+(1+r)n2++1]\text{Balance}_n = P(1+r)^n - M\left[(1+r)^{n-1} + (1+r)^{n-2} + \cdots + 1\right]

角括弧の和は 等比級数 で、次のように簡単にできます。

(1+r)n1r\frac{(1+r)^n - 1}{r}

したがって、nn か月後の残高は次のようになります。

Balancen=P(1+r)nM(1+r)n1r\text{Balance}_n = P(1+r)^n - M \cdot \frac{(1+r)^n - 1}{r}

返済額を解く

最後の支払い後に残高を 0 にしたいので、Balancen=0\text{Balance}_n = 0 と置いて MM を解きます。

P(1+r)n=M(1+r)n1rP(1+r)^n = M \cdot \frac{(1+r)^n - 1}{r}
M=P×r(1+r)n(1+r)n1M = P \times \frac{r \,(1 + r)^{n}}{(1 + r)^{n} - 1}

これが PMT 公式 です。近似式ではなく、ローン残高をちょうどゼロにする正確な返済額を表します。

PMT 公式

PMT=P×r(1+r)n(1+r)n1PMT = P \times \frac{r \,(1 + r)^{n}}{(1 + r)^{n} - 1}

各記号の意味:

  • PP = 借入元本(最初に借りる金額)
  • rr = 月利 = 年利 ÷ 12 ÷ 100
  • nn = 支払い回数の合計(返済期間の総月数)

例: $200,000 を年利 6%、30 年(360 か月)で借りる場合

  • r=6/12/100=0.005r = 6 / 12 / 100 = 0.005
  • n=360n = 360
PMT=200,000×0.005×(1.005)360(1.005)3601$1,199.10PMT = 200{,}000 \times \frac{0.005 \times (1.005)^{360}}{(1.005)^{360} - 1} \approx \$1{,}199.10

金利が 0% の場合は利息が発生しないため、式は PMT=P/nPMT = P / n に簡略化されます。

各期の利息と元本はどう計算されるか

各支払い期 kk について:

Interestk=Balancek1×r\text{Interest}_k = \text{Balance}_{k-1} \times r
Principalk=PMTInterestk\text{Principal}_k = PMT - \text{Interest}_k
Balancek=Balancek1Principalk\text{Balance}_k = \text{Balance}_{k-1} - \text{Principal}_k
  • 利息 はその時点の残高に対して計算されるため、残高が減るほど毎月の利息も減っていきます。
  • 元本 は固定返済額から利息を引いた残りなので、月を追うごとに増えていきます。
  • 最後の支払い時には、残っている残高がすべて返済されます。

この「前半は利息中心、後半は元本中心」へと移っていく動きが、償却型ローンの特徴です。

この計算機の使い方

  1. ローン条件を入力する: 借入額、年利、返済期間(年または月)を入力します。毎月返済額、総支払額、総利息がすぐに表示されます。
  2. 通貨を選ぶ: 通貨セレクターを使って、表示金額を希望の通貨に切り替えます。
  3. 返済予定表を見る: 返済予定表セクションを開くと、各回の支払いが利息、元本、残高にどう分かれているかを確認できます。月次表示と年次表示は切り替え可能です。緑のデータバーで、各期における利息と元本の比率もひと目で分かります。
  4. 複数のローンを比較する: + ボタンを押すと、最大 3 つのローンタブを追加できます。各タブは独立した入力と結果を持っています。下部の比較チャートでは、毎月返済額、総支払額、総利息、金利の違いを視覚的に確認できます。

この計算機の特徴

  • 横並びで比較できる: 多くの償却計算機は 1 件ずつしか扱えません。このツールでは最大 3 件の条件を同時に比較でき、棒グラフもリアルタイムで更新されます。
  • データバー付きの返済予定表: 表の各行に緑のデータバーがあり、利息と元本の比率が時間とともにどう変わるかをすぐに把握できます。
  • 月次 / 年次の切り替え: 詳細な月次表示と、簡潔な年次サマリーをワンクリックで切り替えられます。
  • 登録不要: 計算はすべてブラウザ内で完結します。データはサーバーに送信されず、そのまま手元に残ります。

FAQ

どのようなローンで償却が使われますか?

一般的な個人向けローンの多くは償却型です。住宅ローン、自動車ローン、個人ローン、学生ローンなどが該当します。クレジットカードや一部の事業用与信枠は、通常は償却型ではありません。

返済期間中に金利は変わりますか?

この計算機は、返済期間を通じて固定金利であることを前提にしています。変動金利型の住宅ローン(ARM)を試したい場合は、別々のタブを使って異なる金利条件をモデル化できます。

なぜ利息部分は時間とともに減っていくのですか?

利息は残高に対して計算されるからです。元本を返済して残高が下がると、次回以降に発生する利息も減り、その分、固定返済額の中で元本に回る割合が増えていきます。

繰上返済や住宅保有コストも試算したい場合は?

この計算機は、固定返済の純粋な償却計算に特化しています。毎月・毎年・一回限りの繰上返済や、固定資産税・保険料などの追加費用も含めて試したい場合は、住宅ローン計算機 を使ってください。内部では同じ償却エンジンを利用しています。